2月22日の日記

個性いっぱいの作品展☆ ~129人のアーティストが勢揃い~

 今日は、4月からいろいろな制作や絵画に取り組んできた子どもたちの作品展!たくさんの方が見に来てくださいました。

 絵画では、年齢に応じた題材や技法を使って取り組みました。乳児組はのびのびとお絵描きを楽しみ、幼児組はパス、絵の具、マーカー、墨などを使用し自分たちの思いを絵で表現しました。4月から描いてきた絵画ですが、そのときの子どもたちの想いや気持ちが作品に表れています。子どもたちのたくさんの思い出が詰まった絵を見ると成長を感じますね。

 制作では、保護者の方からご協力いただいて集めた様々な廃材を使い、各クラスでテーマを決めて取り組みました。同じ材料を使用していても、1人ひとりの個性が輝く様々な作品が仕上がりました☆どの作品を見ていても和やかな気持ちになり、子どもたちの持っている発想力に感心されたのではないでしょうか?

 

 

クラス

展示内容


たんぽぽ組(0、1歳児)

制作:キラキラ透明の世界
絵画:1点

 

 0歳児のお友だちは、プリンカップやガチャポンの容器など身近にある材料を使って制作をしました。鈴を入れて音を鳴らしたり、コロコロ転がしたりと楽しみながら取り組んでいました。
 1歳児のお友だちはお絵描きやシール貼りが大好き!画用紙の他にアルミホイルなどいつもと違う素材も使うことで夢中になって取り組んでいました。おもちゃとして遊べる作品も作りました。


ちゅうりっぷ組(2歳児)

制作:ミックスジュースはいかがですか?
絵画:2点

 『ポポくんのミックスジュース』(ふくだとしお+あきこ:作絵)の絵本が大好きなちゅうりっぷ組のお友だち。個性豊かなジュースやフルーツ、可愛い動物さんを作りました。2歳児クラスになり、初めてハサミを使った制作に取り組んだちゅうりっぷさん。初めはなかなか上手に使うことができなかったみんなでしたが、お友だちと教え合いながら楽しく取り組んできました。

さくら(年少)組

制作:ようこそ!魔女の国へ
絵画:2点

 4月は、はさみやのりの正しい使い方やお約束を確認することからスタート!「はさみは危ないからお友だちに向けたらあかんで!」「のりはこれくらいでいいですか?」と、お友だちや先生とお話しながら制作に取り組んできました。集中力が切れてしまい途中で嫌になってしまうお友だちもいましたが、はさみやのりが正しく使えるようになってくると誇らしげな表情も見られるようになってきました。「魔女さんが喜ぶように、ここにも飾りつけよ~っと☆」「あっ、それかわいい!私も作るー!」と、思いを込めながら制作に取り組んでいました。


ゆり(年中)組

制作:ぼくたち・わたしたちの“未来の街”
絵画:2点

 大きくなったらどんなところに住んでるのかな?とみんなで考え、お話をしました。「こんな家に住みたい」「スカイツリーみたいなんある」「とうと(京都)タワー!」「東京タワー?やったっけ?」と想像はどんどん膨らんでいました。さまざまな制作に取り組む中で、画用紙を細かく切ったり、組み立てたりできるようになったみんな☆思い通りにできなくても考えて工夫しながら作っていました。    


うめ(年長)組

制作:忍ニン!うめ組忍者の作品
絵画:2点

 制作に取りかかるなかで細かいところまでこだわっていたうめ組のお友だち。『マフラー』や『泥だんご』は時間と根気のいる制作で、失敗した時のくやしさをたくさん味わったからこそ、得ることができた満足感や達成感は経験しないと味わえないものです。4月からコツコツと取り組んできた作品を、展示しました。

 

 

 

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たんぽぽ1、2組(0、1歳児)
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ちゅうりっぷ組(2歳児)
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さくら(年少)組
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ゆり(年中)組
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うめ(年長)組
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  子どもの絵は大人とは違う世界を持っています。(絵は文字や数字と違って、大人と子どもと形が違う世界です。)造形教育のすぐれた特色は、それぞれの子どもの個性に応じた考え方、見方、感じ方が自由に表現できるところにあると思います。自分の心で感じたこと、頭で考えたことが、自分の手(自分のやり方)でのびのびと作り出された作品は、見る人の心をとらえます。また、子どもたち一人ひとりが、その子なりに発想し、イメージをふくらませながら意欲的に取り組む姿はとても素晴らしく、一つひとつの作品にはその子の想いが詰まっています。『子どもの想いが作り出すステキな世界』を親子で楽しみながら、お子様のお話に耳を傾け、作品に込められた『その子なりの心のメッセージ』を受け取っていただきたいと思います。そして、共感の言葉をたくさんかけてあげてください。