3月23日の日記

うめ組27人、涙の卒園式☆

 今日は、平成24年度、第36回卒園式が盛大に行われました。園庭で記念撮影後、ホールでこの1年の思い出がたくさん詰まったスライドショーをご覧いただきました。数々の写真を見ながら我が子の成長を感じ、早くも涙する保護者の方もおられました。
 そしていよいよ卒園式の始まりです。お父さまやお母さま、鷹ヶ峯会役員の方々、ゆり(年中)組のお友だち、そして職員の大きな拍手につつまれ、うめ(年長)組27人が入場しました。
 まずは、何度も歌った園歌を歌いました。この歌をうたうのも今日で最後となりました。
 卒園証書授与では、名前を呼ばれると大きな声で返事をして壇上に上がり、園長先生から証書をいただきました。緊張気味のお友だちもいましたが、堂々と檀上にあがり、「ありがとうございます。」とお礼を言う姿はとてもたくましく、保護者は今までの苦労を思い浮かべ、ハンカチで涙をぬぐっておられました。
 園長式辞、鷹ヶ峯会(保護者会)会長の祝辞、記念品の贈呈、保護者からの謝辞と続き、最後の卒園児による「おわかれのことば」では、一人ひとりが保育園での思い出を語りました。思いが込み上げたのか、別れを感じたのか…。涙するお友だちもいました。途中には、子どもたちの歌に続き、職員が『♪えがおでありがとう♪』の歌を、子どもたちの『♪友達でいようね♪』 『♪さよなら ぼくたちのほいくえん♪』も交え、進んでいきました。保育園に入園し、1番長いお友だちは約6年間の時を過ごしました。入園した頃の幼かった姿が、まるで昨日のことのように思い出され、胸が熱くなるような思いでした。感動でいっぱいのホール。最後は『♪蛍の光♪』に合わせて、ご家族の前まで歩き、感謝の気持ちを込めながら担任とお別れの握手をしたり、ぎゅーっと抱きついた後に退場しました。そうして、感動に包まれた卒園式は終了しました。

 午後からは素敵な謝恩会にお招きいただきました。おいしいお料理や楽しいゲーム、園児からのお歌など、とても楽しく感動的なひと時となりました。本当にありがとうございました。
 保護者の皆さまには長い間、たくさんの支援・ご協力をいただきました。至らぬ点も多々あったとは思いますが、温かく見守り支えてくださったお陰で、充実した保育をすることができました。心から感謝しています。


 この保育園に縁あって集まった、男の子10名、女の子17名のお友だち。ここで出会った27人は、かけがえのない大切な仲間です。保育園を卒園し、4月からは別々の小学校に入学しますが、それぞれの子どもたちが新しい道で輝けるように職員一同願っています。また保育園にも遊びにきてください。

 

 

 

 

 

『♪ えがおでありがとう ♪』

さよならじゃ寂しいから ありがとうって旅立とう
楽しくていっぱい遊んだね友だち
涙は似合わないから 笑顔でありがとう
いつだって隣に いてくれた先生

おいしかった給食や 転んだ時のばんそうこう
毎日を送ってくれた お父さんお母さん

ずっとずっと一緒だった みんなにありがとう
大好きな友だち 大好きな先生

 

さよならじゃ寂しいから おめでとうって見送ろう
たくましく大きく強くなったみんな
涙は似合わないから 笑顔で見送ろう
いつだって笑顔が まぶしかったみんな

今日までみんなで過ごした 思い出のこの部屋から
顔をあげ胸を張って 明日へ歩いていこう

素敵なときを過ごしたね こちらこそありがとう
みんなとの時間を先生は忘れない
いつまでもいつまでも みんなを愛してる

 

 

お別れのうた
『♪ 友達でいようね ♪』


さわやかな 春の風と 緑のにおう季節に
ぼくらは それぞれの 道を歩きはじめた

一緒に涙したり 笑いあった日もあった
心にきざんで 忘れない いつまでも

白い雲はちぎれて はるか彼方へ流れてゆく
遠い空の下で ひとつにつながるだろう


 

時を越え いつの日か 笑顔でめぐりあおうよ
希望をこの胸に 抱きしめて 生きてゆこう

くじけそうになったら 目を閉じて思い出してみて
どんなつらいことも 共に乗り越えたころを

時が過ぎ 思い出が 色あせる日がきても
ぼくらは いつまでも 友達でいようね