6月22日の日記

カエルぴょんぴょん!

 園庭で先生が見つけたアマガエルを、ちゅうりっぷ組(2歳児)、さくら(年少)組、ゆり(年中)組、うめ(年長)組のお友だちが観察をしました。先生の頭にのせたり、ぴょんぴょん跳ねているカエルを見て、「めっちゃとんだ~!!」「指と指の間がくっついてる!」「ぼく、カエルさんとお話できるよ!草の中にいたんだよって言ってる!」と、おもしろいお話をしたり、「♪か~え~る~の~う~た~が~♪」と『♪かえるの合唱♪』をうたっていたお友だち☆なかには、「いやや!ケースから出さんといて!」と怖がるお友だちもいました。季節ならではの生き物に触れ楽しんでいました。

 

 

たんぽぽ組(0、1歳児)
ちゅうりっぷ組(2歳児)
さくら(年少)組
ゆり(年中)組
うめ(年長)組

 

 

 

えっ!?アゲハのサナギからハチが登場!

 登園自粛期間中に先生がお世話をしていたアゲハチョウの幼虫。6月1日にサナギになってから、うめ(年長)組のお友だちと「まだでてきいひんな~」と羽化するのを楽しみに待っていましたが、サナギからなんと…ハチが羽化しました!!子どもたちも、「え!ちょうちょじゃなくてハチが出てきたん~??」「なんで!?」「あおむしはどこ行ったん?」と興味津々の様子。
 これは、アゲハヒメバチという寄生バチで、アゲハチョウの幼虫に卵を産み付け、孵化したハチの幼虫が、アゲハの幼虫を殺さない程度にアゲハのからだを食べ成長します。アゲハの幼虫がサナギになると、ハチの幼虫がアゲハの全てを食べつくし、最後に成虫になったハチの状態で、さなぎから出てきたようです。
 サナギにはアゲハヒメバチが出てきた穴もあり、「サナギに穴があいてる!」「ここから出てきたんかな?」とその珍しい光景にびっくりしていました♪アゲハヒメバチを観察して「足長いし、アシナガバチみたい!」「なんか足引きずって歩いてる?」「名前に“ヒメ”ってつくのに全然かわいくない~」といろんな発見をしてお話していたお友だちです♪(アゲハヒメバチは、刺されないように先生がお外へ逃がしました。)
 子どもたちも職員もびっくりしましたが、生き物の「いのち」についていろいろ勉強になりました。

 

 

幼虫 アゲハヒメバチがサナギから出てきた後

 

 

 

ミノムシさんが蛾に変身!!

 昨年のうめ(年長)組さんが11月5日から成長を観察してきたミノムシが、今朝、蛾になりました。
 ミノムシは本来、イネ科植物の茎を短く切って、体の周りに張り付け、巣を作ります。幼虫と一緒に飼育ケースの中に裁断した画用紙や毛糸を入れ、巣を作るのかどうかを当時のうめ組の園児たちが観察しました。画用紙では作らなかったけれど、毛糸で巣を作ったのを見て、みんなでびっくりしました。


 それから7か月。もうミノムシは死んでいるかなと諦めていましたが、今朝ミノムシが蛾になって登場!!ちゅうりっぷ組(2歳児)のお友だちが、「すご~い!」「ずっとあのお家に入ってたの?」と興味津々で顔を近づけて見ていましたよ☆あと一匹ミノムシがいるので、蛾になるのを楽しみにしているみんなです♪

 

 

2019年11月5日の様子(当時のうめ組)
今日の様子