1月14日、子育て講演会を開催しました。

 当園は、京都市から地域子育て支援ステーションに指定されており、地域で子育てをされている方を応援しています。その活動行事のひとつとして、佛教大学の高橋司教授をお招きし「今、子どもがあぶない!!」〜心育て、子ども育て〜をテーマに1時間あまりお話をしていただきました。あいにくの天気にもかかわらず、園児の保護者、鷹峯学区の女性会のメンバーや子育て中のお母さんなど大勢の方がお話に聞き入ってくださいました。
 誰が一番長く紙を手でちぎれるか、床に置いたペットボトルの中に、真上からお箸を何本落とせるか、手の指にどれだけ長く傘を立てられるか、といった身近な素材を使って親子で楽しめるゲーム(遊び)の紹介から始まった講演会。先生の軽快な語り口と、手作りのパネルシアターを歌にあわせて見せてくださったり(実は先生はパネルシアターの達人なのです)、あっという間に時間が過ぎました。
 子どもの頃に自然体験やお手伝いをした子どもほど、生活習慣が身についている。身についている子どもほど、道徳観や価値観が高い、との調査結果について教えていただきました。今の子どもは自然体験やお手伝いをするといった機会が減ってきています。親がこのことを意識して子どもたちに経験させてあげることが必要だと思います。
 講演会のあと、「また、先生の講演会をしてほしい」という声も聞こえてきました。忙しい時間に来てくださった方もきっと楽しんでそして満足して帰られたのではないでしょうか。
 

2006年1月
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