4月26日、山科から大文字山に登りました。
うめ(年長)組の園児が山科・毘沙門堂から大文字山に登り、銀閣寺へ下りました。年少組の秋に、銀閣寺から大文字山に登りましたが、今日は、その時よりも距離は数倍長かったけれど、しっかりとした足取りで歩き、一年半の成長を感じさせてくれました。
行きのバスの中では、子どもたちのリクエストにこたえて先生がピアニカを演奏。リクエスト曲の中に「ルパン三世」「涙そうそう」「いい湯だな〜」がありました。この曲は卒園した園児が2月のおゆうぎ会で踊っていた曲で、その時の印象が心に強く残っていたからリクエストしてくれたのだと思うと、びっくりしたり感動したり。
山道では、山つつじがピンク色の花を咲かせている中や、新緑の若葉のトンネルの中を歩きました。また、丸木橋が何ヶ所かあったり、小川を石の上を歩いて越えたり、木の根っこにつかまりながら歩いたり、ちょっとしたアスレチックのようで、子どもたちは忍者気分で楽しんでいました。
約1時間50分かけて歩くと、標高466mの頂上です。そこからは京都市内の南部が一望できます。山の中から突然ひらけた景色とその美しさに皆が感動。山に登ってよかったなぁと思える瞬間です。そこでお弁当を広げました。「大」の字のおにぎりが入っていたお友だちもいました。記念にうめ組全員の名前の入った木製プレートを木にかけました。登られたら探してみてくださいね。
その後約25分歩いて火床につきました。火床の上の林の中で、今年3月に当時のさくら(年少)組 《現在のゆり組》 が銀閣寺から歩いて登った記念に木にかけたプレートを発見しました。(さくら組、大文字登山のページへ)
火床からは、京都市内が一望できます。頂上よりも見える範囲が広がります。「船山」や「法」の山も見えました。
後は、銀閣寺へ向かって小走りで下山。バスで保育園にもどりました。
今日のルート
保育園 ・・・・・・ 山科・毘沙門堂 ・・・・・・ 頂上 ・・・・・・ 火床
園バス(40分) 徒歩(110分) 徒歩(25分)
・・・・・・ 銀閣寺 ・・・・・・ 保育園
徒歩(30分) 園バス(25分)
目にも鮮やかな新緑の色、踏みしめる木の葉の音、木漏れ日はやさしく子どもたちをつつんでくれます。木の葉のにおいや小鳥のさえずりは、五感を刺激してくれます。5歳の小さな子どもたちも、小さい足取りで一歩一歩大地を踏みしめ歩きました。山っていいですよ。ゴールデンウイークに家族で山を歩かれたらどうでしょう。
うめ組のお友だちは、5月26日(金)にお泊り保育で比叡山に登ります。今日よりももっともっと高い山にチャレンジします。みなさん、応援してあげてください。そして、晴れることを祈ってください。
2006年4月
トピックス
出発前、お部屋前テラスから 大文字山に向かって 「エイ エイ オー!!」 |
満開の山つつじが、あちこちで 子どもたちを迎えてくれました |
頂上から「ヤッホーッ」 | 子どもたちのもっている愛情 いっぱいのお弁当に、ハイカーも 感心されていました |
「大」の字のおにぎり | 記念の木製プレート |
火床。「大」の字の一番高い ところから「ハイ チーズ!」 |
プレートをご家族で 見つけに行ってください。 |
火床。「大」の字の横棒の 左の方でガッツポーズ |
新緑のトンネルを通って下山。 |