10月20日、親子交通安全教室に参加したよ!


 上鴨警察署から交通巡視員さん、そして地域で活動されている交通安全推進委員の方に来ていただき、親子交通安全教室を行いました。
 鷹峯地区は地域の方々に見守られているため事件・事故は少ないのですが、これからも子どもたちを交通事故から守るため、ゲームや絵本を通してお約束を教えていただきました。
 さくら・ゆり・うめ(3,4,5歳児)組が手をつなぎ,ゲーム「グルグル ストップ」をしました。ルールは簡単☆巡視員さんの持つカードが食べ物やお花なら歩いて、車ならストップします。みんなで仲良く手をつないで『おしりフリフリ』の曲に合わせてゲームをスタートするとついついお尻も振ってしまう子どもたちでした(^0^)
 それから、模擬道路にチャレンジ!ホールいっぱい道が広げられ横断歩道を1人で渡りました。なんだか自信なさそうなお友だちも・・・うめ組さんは、見通しの悪い交差点でものすごーく用心深く歩いている子や車にビックリして横断歩道を後戻りする姿がかわいらしくて笑ってしまいました☆
 巡視員の方が「よく確認して渡れてたね」って褒めてくださったのは、日頃からお散歩の中で心がけているからかな?!
 その後、子どもたちはトンちゃんの大型絵本を見て間違い探しをしました。お話の中のトンちゃんに大きな声で「ダメだよ!」「危ない!」と教えてあげる子どもたちの姿を見てホッと安心した先生たちでした。その間に、お母さんたちは、大事な大事なお話・・・   

2006年10月
  トピックス

10月20日、ドキドキのわくわくタイム!!


 ゆり(年中)組が初めて『学研わくわくタイム』に参加しました。今まで、うめ組がわくわくタイムの時に窓にひっついて見ていたゆり組さん。とっても興味があったようです。とうとうその日が来て、朝から楽しみにしていました。先生のお名前を教えてもらい、ひらがなのマグネットを使ってみんなで読んでいきました。数字は、どっちの数が大きいかな?と、数字のマグネットを使って子どもたちに聞き、そのあと2チームにわかれて、サイコロをふって出た数が大きい方が勝ち!というゲームをしました。1回戦は同点!2回戦は青チームの勝ち!!とても盛り上がり、負けて泣いてしまったお友だちもいました。
 最後に鉛筆の持ち方を教えてもらい、線を書く練習をしました。上手に書けたら先生からはなまるがもらえてとてもうれしそうな子どもたちでした。また来月のわくわくタイムを今から楽しみにしていました。

 『学研わくわくタイム』は学習研究社から講師に来ていただき、「ことば」「文字」「かず」などをさまざまな教材を使いながら、ゲーム感覚で楽しく教えていただいております。子どもたちは小学校に入学しても困らないよう、盛りだくさんの内容にチャレンジします。従来は年長組から始めていましたが、10月からは年中組にも取り入れることとしました。

   「今は亡き息子の歳を数えて」    
北広島市 M・S

 昭和60年6月27日、幼稚園から帰ってきた孝憲は、運動会の練習で疲れたのか、弟と一緒に昼寝をしていましたが、友だちが遊びにきたために、遊びたくないという孝憲を無理に遊びに出したのです。

 買い物から帰ってしばらくすると、玄関のチャイムが鳴り、出てみますと「お宅のお子さんが事故に遭ったので急いで行って下さい」と言われ、急いで現場に駆けつけました。現場では、若い男の人が「すみません、すみません」と繰り返して言っていたのと、孝憲の自転車と上靴が目に入りとても悲しかったです。まさか自分の子どもが交通事故に遭うなんて信じられない気持ちでした。

 現場の警察官に、救急車で病院に収容されたので病院に行って下さいと言われ、病院に駆けつけ、主人が連絡を受けて来るまでとても長い時間に感じられました。手術が終わり看護婦さんから、全身打撲で首の骨が折れていると聞かされました。顔は無傷で体も温かくまるで眠っているようでした。

 私は、悲しさで胸が張り裂けそうになり、「孝ちゃん、あれほど気をつけてねと言ったのに、孝ちゃん、孝ちゃん・・・」と名前を呼べば起きてくれるんじゃないかと、名前を呼び続けて泣きました。

 主人も私もどうしていいのか判らず、ただ孝憲の体をさすっていたら、看護婦さんに何か浴衣などの着替えをと言われ、家に取りに帰ったのですが、その浴衣を着て天国に行ってしまうなんて夢にも思いませんでした。

 そして、枕飾りの時に、19歳の加害者が両親と共に訪れました。彼が免許を取って3ヶ月だったことや友人と一緒に乗っていてカセットテープの操作に夢中で前を見ていなかった上、スピードを30キロもオーバーしていたことを知りました。

 事故の時に居合わせた女性がお参りに来てくれ、現場で孝憲の側に駆け寄り「しっかりね、今救急車を呼んであげるから」と言ったそうですが、孝憲は虫の声で「お母さん・・・」と小さな声で言ったそうです。最後に、私のことを呼んで亡くなるなんて、どんなに不安な気持ちで逝ったんだろうと思って泣きました。植物人間でもいい、孝憲に生きていてほしかったです。火葬場に行き、棺が運ばれドアが閉まった瞬間、もう2度と生き返ることはないし、孝憲に会えないと思うと、自分が死んだ方がましだと思うぐらい悲しく、辛かったです。下の子がいなければ自殺していたかもしれません。何とか子のこのために頑張らねばと思いましたが、3回忌ぐらいまでは家に閉じこもっていました。
 
 私は、下の子どもを甘やかし、外で遊ばせることがとても不安で、家の中で遊ばせておくようになりました。まともな子育てができなくなったことで、いろいろな悩みにぶつかり、今も苦しんでいます。交通事故が孝憲の人生を奪い、私たちの運命をも変えてしまいました。

 死んだ子の歳を数えるのは辛いのですが、思い出すあの子の姿は5歳のまま。私たちのような悲しい想いをする交通事故が少しでもなくなることを願って、私自身も安全運転を心がけたいと思っております。 

             (癒されぬ輪禍〜被害者のこえ〜より)


今日、保護者の方々に紹介していただいた手記です。

他人事ではなく、起きてしまったことは戻すことはできません。

このような悲しいことが起きないように1人1人が自覚を持ち、

子どもたちを守りましょう!!

 今日の親子交通安全教室に、多くの保護者の方に参加いただき、子どもの交通安全に関心を持っておられることをたいへんうれしく思いました。この手記を聞かせてもらいながら泣かれた方もおられ、つらいお話に心が引き締まる思いがしました。

 子どもたちを送迎されている時、気になることがあります。

  自動車に乗せるときはチャイルドシートを着用してますか?
  自転車の三人乗りはしてませんか?

 幼い子の命を守るのは、お父さん・お母さんの心がけ次第では?

どの数が大きいかな? ドンチッチ!!
勝てるかな?? ちょっと難しいなぁ〜・・・
車が来たら止まりましょう! 横断歩道では両足そろえて
ストップしたら「右・左・右」
確認してね
トンちゃん、キチンとお約束
守れているのかな?
保護者の方も真剣☆
子どもの安全を守らなくっちゃ!