今日から11月。今年も残すところ2ヵ月になりました。4月にきれいな花を咲かせていた園庭の桜やハナミズキの木は、早くも葉っぱの色をかえ落葉しています。これからはもみじやイチョウなどの落葉樹が黄や赤に色づき、常緑樹の緑との美しいコントラストを見せてくれます。新緑の春とともに、一年でもっとも木々の美しい時期です。子どもたちとともにその美しさに感動したいと思います。
 先月の運動会でひと回りもふた回りもたくましく大きくなったお友だち。12月2日の音楽会にむけ、今月は保育園じゅうから、子どもたちの天使のようなやさしく楽しげな歌声が聞こえ、大正琴の美しい音色やピアニカ・大太鼓・小太鼓・鉄琴・木琴・カスタネットや鈴などの楽器のにぎやかな音が響きわたります。また、鼓隊に取り組むお友だちは、小さなからだにドラムをつけダイナミックな演奏とかっこいい姿を見せてくれます。
 今月もお楽しみが盛りだくさん。朝晩冷え込んできたので、風邪をひかないように体調管理に気をつけ、楽しい毎日を過ごしましょう。

2006年11月
  トピックス

11月1日、てんぐさんを探して....
          鞍馬〜貴船を歩きました


 牛若丸のお話が好きなゆり(年中)組さん。
 数日前に、てんぐさんから先生に『鞍馬山に遊びにおいで』とメールが来ました。(てんぐさんも携帯をもっていたのですね・・・)そこで今日、ゆりぐみさんは、鞍馬山の不思議を探りに出かけました。
 山登りの途中でも「早く上まで登って来てね」「近くにいるよ」と何度もメールが入ってきて、その度に辺りをキョロキョロ・・・きっと近くにいるはず!!「あっいた!!」走るてんぐさんを見つけたり、お空を飛ぶてんぐさんを見たお友だちもいました。
 山登りの間に神社でお参りをしたり鐘つきをしました。また、もみじの紅葉やどんぐり、まつぼっくり等、小さな秋を見つけては、「お母さんに見せてあげたいなぁ〜」と優しい一言(週末に、ご一緒にぜひ!)。
 山を下っていると大きな木の下にてんぐさんからのプレゼントを見つけて大喜び☆そのごほうびの飴は「てんぐの味がする〜」(いったいどんな味なのでしょうね・・・)あま〜い飴は山登りの疲れを癒して、ゆりぐみさんにてんぐさんとの出会いの証となりました。



 鞍馬山(寺)は、源義朝の子、牛若丸が幼少の時に預けられ、てんぐに修行してもらったことで有名です。のちに源義経と名乗り、壇ノ浦の戦いで平氏を滅ぼしました。また五条の橋の上で弁慶と戦い、敗れた弁慶が牛若丸の家来となった話は有名です。

 今日ゆり組のお友だちは、叡電「鞍馬駅」から貴船神社までの山中を約3キロ歩きました。

巨大なてんぐさんがお出迎え 気持ちを込めてお参りしましょ
てんぐさんが見てますよ〜
静かにつくと綺麗に長〜く
響きます
除夜の鐘撞きいかがですか?
中身はなんだろなぁ〜
大食いチャンピオン
8個です!
てんぐさんが こ〜ろんだ!」    「木の穴、工事中です!!」
何でも遊びに変えてしまう想像力、ステキですね(^o^)
てんぐさんからメールが来たよ 貴船神社にて
木の根道ってなあに??
          

 
写真で見えるかな??道にごつごつの根っこが出ていますね。これは、山道の地面が硬くて根が埋もれず地面に出ているのです。子どもたちからは「ヘビみたい!」「恐竜の骨が埋まってるぅ」「違う!てんぐの骨や」とおもしろ発言の連発です。 
 心身共に安らぐことのできる自然の宝庫、鞍馬山!ということも納得できますねぇ〜この根っこは、私たちに綺麗な空気を与えてくれます。自然の全てが生きていて語りかけてくれています。踏まずに歩いてみんなで緑を守ろう!!
今日はお弁当の日

見せてもらうのが楽しみです