12月18日、今日のお給食は
           自分たちで育てたお米!!


 5月17日・18日に園庭のタライに苗を植え 成長を見守ってきた稲。8月には穂を出し、黄金色に色づいた9月14日・15日に刈り取りをしました。その後各クラスで身近な道具を使って、脱穀・モミすり・精米などの作業をしました。全てのお米を精米せずに玄米の状態のまま炊くことで、自分たちの育てたお米(黄色っぽい濃い色)と、市販の七分つきのお米(やや白っぽい色)との違いが色でわかるようにしました。
 全クラスで育てたお米、なんと4合(520グラム)!!うめ(年長)組・ゆり(年中)組が、ヌカのついた玄米をといで、こぼさないようにそーっとお水を流していました。「お母さんみたい!」「お手伝いしたことある〜!」「やわらかい感じがする!」とたくさんお話してくれていた子どもたち。『きゅ、きゅ』とお米からとてもいい音がしていました。
 ここからお給食の先生にバトンタッチ☆大きな炊飯器で七分つきのお米(市販)と一緒に炊いてもらいましたが、色の違う玄米がどこにあるのか、すぐにわかりました。ふっくら炊けたごはんは、とってもいい匂い!先生から自分たちの育てたお米のお話を聞いていた子どもたちはいつもより、さらにお給食の時間が楽しみ!!食べ始めると、「僕たちが育てたお米これや〜」と「種が入ってるみたい!」「緑色してる〜!」と、ごはんを味わいながら食べ、「おいしかった☆」「おかわり〜!」の声が絶えませんでした。

 とれたお米はほんのわずかですが、成長する過程を見たり、収穫してからの一連の体験(作業)を通して、子どもたちはお米に興味をもち、食べるまでの大変さや苦労を知り、お米の大切さを知ることができたのではないでしょうか。一粒一粒のお米を残さずに食べることを習慣づけていきたいと思います。

2006年12月
  トピックス

収穫した稲穂を割り箸で挟んで引っ張り、米粒を脱穀しました 脱穀した米粒から、すり鉢とすりこ木を使ってモミをとっています(モミすり)
モミのついた米粒と、モミのとれた米粒を選別しています モミのとれた米粒(玄米)
まだヌカがついています
牛乳ビンに入れた玄米を棒でつつきながらヌカをとっています(精米作業) 玄米をといでいます!
「おいしくな〜れ!!」
「これから炊きます!」 ふっくら炊けたごはんです☆
黄色が自分たちで育てたお米
今日のお給食です☆
子どもたちと作った玄米入りごはん
「もみがらつきが入ってました」   大当たり!!
 今朝、比叡山がうっすらと雪化粧をし、保育園の新園庭にも薄氷がはっていました。本格的な冬の到来でしょうか。
 去年は12月22日の保育園のクリスマス会の日に大雪が降り、芝生広場で雪合戦をしました。
 今年こそホワイト・クリスマスになるとロマンチックなんだけど.....