2月3日、笑いあり、涙ありの おゆうぎかい


 霜が降りた寒い朝にも関わらず子どもの晴れ舞台を楽しみたくさんの方が来てくださりました。お父さん、お母さんだけではなくおじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃん・・・・会場は満員御礼!!立ち見の方も多くびっくり。こんなにたくさんのお客さんに見ていただけるなんて、嬉しいやら、恥ずかしいやら....緊張していたのは子どもたちよりも先生の方かな?? 
 去年4月に新しい先生・新しいお友だちとともにスタートした平成18年度。春・夏・秋・冬と季節が移り、子どもたちは体も大きくなり、心も強くたくましく育ってきました。そんな、見違えるように成長した子どもたちの様子を今日のおゆうぎかいで、ゆっくりとご覧いただけたのではないでしょうか?一年前のおゆうぎかいではまだまだ幼くて、ちょっぴり恥ずかしげに見せてくれたおゆうぎを今年は上手に披露してくれました。セリフがなかなかいえなかったお友だちもしっかりと堂々と言えるようになりました。子どもたちの成長を目の当たりにされたのではないでしょうか。
 30回目の記念すべきおゆうぎかいにふさわしく、会場じゅうの人に笑いと感動を与えてくれました。
 

2007年2月
  トピックス

ウサギちゃんからのお願い たんぽぽ組のおゆうぎ
ちゅうりっぷ組の劇とおゆうぎ
さくら組のおゆうぎ
さくら組の劇 ブラックパネルシアター ゆり組の劇
ゆり組のおゆうぎ
うめ組の劇とおゆうぎ
ク ラ ス 演 目 タ イ ト ル
たんぽぽ組
(0・1歳児)
おゆうぎ  かわいい かくれんぼ
 おすもう くまちゃん
ちゅうりっぷ組
(2歳児)
おゆうぎ  おはなし ゆびさん
 秘伝 ラーメン体操
 すてきな帽子屋さん
さ く ら 組
(3歳児)
おゆうぎ  はじめてのチュウ
 アルプスの少女ハイジ
    ♪おしえて♪
 摩訶不思議アドベンチャー
 おおきな かぶ
ゆ り 組
(4歳児)
おゆうぎ  ブルー タンゴ
 フラダンス
   ハワイアン イン ザ シー
 カンフー 燃えよドラゴン
 ブレーメンの音楽隊
う め 組
(5歳児)
おゆうぎ  明日があるさ
 童神 〜ヤマトグチ〜
 一寸法師
職   員 パネルシアター  さっちゃんの まほうのて
ブラック
パネルシアター
 手ぶくろを買いに

 たんぽぽ組(0.1歳児)・・・幕が開くとたくさんのお客さんにびっくり。かたまってしまって普段の楽しげな姿が出せないお友だちもいました。でも誰一人泣かずに、ひよこやクマの子のかわいい衣裳を着ておゆうぎもとってもかわいく踊っていました。クマのお相撲さんは「はっけよい のこった」と担任の先生と相撲をとりました。

 ちゅうりっぷ組(2歳児)・・・おゆうぎではリラックスしていて舞台の上で寝転んだり、走ったり、会場の家族を見つけてハイテンションになって普段よりもハッスルしていました。劇では帽子屋さんに帽子を買いに来た動物たちを演じてくれました。ちっちゃいお友だちですが、役になりきってセリフを言ってくれました。練習ではなかったアクシデントも会場の皆さんの笑いを誘いました。

 さくら組(3歳児)・・・昔懐かしいアニメ( 「キテレツ大百科」「アルプスの少女ハイジ」「ドラゴンボール」)の主題歌でのおゆうぎ!!難しいステップも覚えて可愛く発表しました。聞き覚えのある方も多かったはずです。劇では、子どもたち扮するおじいさん・おばあさん・孫・イヌ・ネコ・ネズミだけでなく会場の皆さんと共に「うんとこしょ どっこいしょ」とかけ声をかけ、ようやく引っこ抜いたかぶは.....なんとびっくり実は担任の先生でした。

 ゆり組(4歳児)・・・タンゴ・ハワイアン・カンフーと国際色豊かなおゆうぎ!!ブルー タンゴは軽快な曲に合わせ難しいステップで踊りました。男の子同士のペアもあって微笑ましかったです。ハワイアンではセクシーな衣裳を身につけ可愛く踊りました。カンフーでは、映画「燃えよドラゴン」の主役ブルース・リーのようにかっこよく、狭い舞台の上でヌンチャクを回したり側転をしたり。側転の時は会場から「オー」と言う声とともに拍手が起きました。最後は「アチョー」のかけ声で決めてくれました。劇「ブレーメンの音楽隊」では、楽しいセリフやジェスチャーに爆笑の渦でした。

 うめ組(5歳児)・・・。保育園生活最後の発表会に子どもたちも思いをもって真剣に取り組んできました。大好きなお父さんに借りたネクタイをつけて踊った「明日があるさ」は、途中で会場の皆さんが手拍子をしてくださり大いに盛り上がりました。「童神」では口紅をつけた浴衣姿の女の子たちが、和傘と扇子を手に、おしとやかにあでやかに踊ってくれました。劇では昔話の「一寸法師」を現代風にアレンジし、楽しいセリフで大いに笑わせてくれました。感情をこめてセリフをいえるようになり、さすが年長組、おおとりにふさわしい発表でした。
 最後にうめ組のみんなで発表した「おわりのことば」。年中組の時の担任が作詞、今の担任が作曲した曲「ありがとう」に合わせて、今までのおゆうぎかいの思い出などを発表すると、会場のあちこちから涙!涙!!多くの人の涙を誘いました。0歳から入園したお友だちは7回目のおゆうぎ会となりました。昔のことを思い出し、成長した今の子どもの姿を見ると泣けてきますよね。

 職員の出し物もありました。絵本「さっちゃんの まほうのて」(たばた せいいち、先天性四肢障害児父母の会、のべ あきこ、しざわ さよこ共同制作、偕成社)をパネルシアターで、そして絵本「手ぶくろを買いに」(新美南吉作、偕成社)をブラックパネルシアターでご覧いただきました。ちょっぴり悲しいお話に会場では涙を流されている方も......

 みんなで考えた振り付け、次々と子どもたちから出てくるセリフやアイデア....子どもたちと職員とが一緒になってすばらしいおゆうぎ会を作りあげることができました。
 表現力豊かな園児の色んな表情は、会場の一人ひとりの方の気持ちをギュッと掴んで暖かい気持ちにしてくれたのではないでしょうか。そして、みなさんのあたたかい拍手と涙が園児たちの心に届いたのではないでしょうか。このおゆうぎかいを通してひと回りもふた回りも大きく成長してくれたことを、大変嬉しく思います。子どもたちの頑張りに敬意を表し、そして感動させてくれたことに感謝感謝。ありがとう、みんな。
 ご家族のみなさん、今晩はぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。 

 うめ組さんのエンディングソングです  

  『♪ ありがとう☆ ♪』
  
                    
        作詞:林 香江 (平成17年度 年中組担任)
        作曲:西村 紋 (平成18年度 年長組担任)


1.桜が咲く頃 ぼくらは出会った
  それは すてきなすてきな 出会いだった
  みんなであそんだり
  心ひとつにがんばったこと
  一緒にすごす毎日が楽しくて
  けんかをして「もうあそばない!」なんて言ったけど
  またすぐ仲直り ほんとは大好きなんだ
  悔しくて涙がとまらないとき
  君がいたから元気になれた
  笑顔になれた ラララ
  ありがとう☆

2.桜が咲く頃のように あたたかい
  優しい心を ぼくらにくれたよ
  手をつなぎ歩いた お父さんお母さん
  その手に包まれていると安心できた
  わがままをいって 困らせたこともあったけど
  本当はこっちを向いてほしかったんだ
  たのしいときも 悲しいときも
  どんなときでも 見守ってくれた
  抱きしめてくれた ラララ
  ありがとう☆


  つぼみふくらむ頃 ぼくらは旅立つ
  新しい世界へ 歩き出す
  ぼくらはいつも同じ空の下にいるんだ

  たくさんの思い出を忘れないよ
  ずっといつまでも変わらない たからもの
  大好きなともだち ラララ
  ありがとう☆

31日に紹介した鷹ヶ峯保育園の作品
 『のぞいてみよう からだのなか』
保育フェスタで展示され、来られた方の注目を集めていました。

保育フェスタは5日(月)16:00まで、みやこめっせ(左京区岡崎)にて