2007年6月
  トピックス

6月9日、夜空と心に響いた歌声!!
         〜上賀茂神社「ホタルまつり」〜


 雷がなったり、雨が降ったり、かと思えば晴れたりと・・・変な天気の一日。中止決定ということで、各家庭に電話連絡をしていたのですが、「ぜひ見たい!!」「歌いたい!!」という保護者やうめ(年長)組のお友だちや職員の熱い思いや願いが上賀茂神社の神様に届いたのでしょうか、急きょ発表させていただくことになりました。再度みなさんに呼びかけたところ、なんと全員参加してくださることになりました。5ヶ園参加予定が、3ヶ園だけの参加になりましたが、「ホタルまつり」が開催されました☆
 うめ組のお友だちは、胸に赤いバラ、肩にはバンダナをつけ、カスタネットを手に『♪トレロ カモミロ♪』を元気いっぱい楽しげに歌いました。:軽快でリズミカルな曲に合わせテンポよくカスタをたたき、曲の最後「オレオレオレ!」の掛け声の後に、胸につけたバラを客席の方に投げると、歓声やどよめきやたくさんの拍手がおこりました。
 次は一転、『見上げてごらん夜の星を』。 誰もが耳にしたり歌ったことのある名曲を美しい声で歌い上げました。星は見えませんでしたが上賀茂の夜空と見ている方の心に響きわたり、保護者や職員も感動で胸が熱くなりました。
 最後に、川べりでホタルが放たれ、みんなが幻想的な雰囲気に酔いしれるなか「ホタルまつり」は終了しました。

 今日の発表を子どもたちは心待ちにしていたようです。家で歌ったり、バラを投げる真似をしたり、あるいは家族に曲名をいわずに秘かに練習していたそうです。大勢の観客の前で、緊張のなか歌い終わったみんなは満足の笑顔であふれていました。そして、たくさんたくさんの拍手をもらって、子どもたちは自信をつけ、歌うことの楽しさを知り、うめ組のみんなの心をひとつにして歌うことのすばらしさに気づき、ひと回りもふた回りも大きくなったような気がします。そして私たち職員も子どもたちの姿に感動し、また保護者からの温かい感想の声やねぎらいの言葉に保育者としての喜びを感じました。

 急な呼びかけにもかかわらず、参加してくださった皆様ありがとうございました。 

 ランララランララ ランララランラン
  ランララランララ ランララランラン
  ランララランララ ランララランランラン
  オレ!

1 牛は黒牛 すごい鼻息
  五人がかりで 連れてきたが オレ!
  牛と戦う 男はどこだ
  お客はどなる 早く出て来い
  オレオレオレ!

◆ その名たかき トレロ カモミロ
  男の中の 男だけど
  トレロ カモミロ とてもねぼすけ
  戦いよりも ひるねが好き

▲ 繰り返し

2 トレロ カモミロ あくびしながら
  闘牛場へ 出てはきたが オレ!
 牛に背をむけ ごろりねそべり
 それじゃみなさん おやすみなさい
 オレオレオレ!
    
◆ くり返し
    
▲ くり返し 

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる

 手をつなごう ぼくと
 追いかけよう 夢を
 二人なら 苦しくなんかないさ
 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる
3 牛はカンカン  角をふり立て
  カモミロめがけ 突いてきたが オレ!
  片手でちょいと 牛をころがし
  これは素敵な 黒いベッド
  オレオレオレ!

◆ くり返し
    
▲ くり返し
    
  オレ オレオレオレ!

   トレロ カモミロ
     
    作詞:F・マレスカ    作曲:M・パガーノ
    訳詞:阪田寛       編曲:越部信義 

☆ トレロとは闘牛士、カモミロは人の名前。スペインの情熱的かつフラメンコ風のリズムは、聞いている人の心をとてもワクワクさせ、思わず手拍子をしてしまう曲です。子どもたちが歌ったのは1番と2番です。闘牛士のかっこよさとは裏腹の歌詞を味わってください。

見上げてごらん夜の星を

     作詞:永六輔  作曲:いずみたく  

1985年に日航機の墜落事故で亡くなった坂本九さんが40年以上前に歌った名曲で、心にやすらぎをあたえてくれます。