6月30日、子育て講演会
『音楽の楽しさを味わおう!』
今日は、高見仁志さんを講師にお招きして『音楽の楽しさを味わおう!』をテーマに子育て講演会を開催しました。
高見先生は、18年間の小学校教諭を経て、現在音楽教育を専門に、湊川短期大学 (兵庫県三田市) 准教授、兵庫教育大学・佛教大学非常勤講師として、保育園・幼稚園・小学校の先生を目指している方に教えておられます。
講演会では、童謡を一緒にうたったり、わらべうたにあわせて手拍子をしたり、からだを使って音楽を感じてあそぶことをしました。
はじめは、『むすんで ひらいて』『あんたがた どこさ』等の、わたしたち大人もなじみの曲で、ペアになって手遊びをしました。反射神経がためされているようで、お母さん、お父さんは大爆笑の大盛り上がり☆
簡単にできる遊びだったので、「おうちに帰って、すぐにうちの子とやってみたい!」「パパとやってみようかな?」と、目をキラキラさせて帰られた方もおられました。
『サッちゃん』『ぞうさん』『とんぼのめがね』『しゃぼんだま』『ふるさと』を高見先生のピアノ伴奏に合わせて会場のみんなで歌いました。
歌詞を改めて読むと、歌詞に込められた想い・メッセージ・背景を知り、ますます「いい曲だなぁ〜」「子どもたちにうたい継いでいきたい曲だなぁ」とおもいました。
ブルースやジャズが大好きな高見先生の生伴奏も堪能させていただき、あっという間の1時間30分!! しっとりピアノ&歌を聴かせてもらったり、笑いもあり、また音楽教育を通しての感動秘話も聞かせていただきました。
講演会後半は、質問タイム!!
お母さま方から日頃、疑問に思っていたり悩んでいる質問にお答えしてくださいました。
Q:子どもに歌をうたってあげたいのですが親が音痴なのでどうしたらいいです
か?
A:音痴でも気にしないで!それより、お母さんやお父さんが歌ってくれたという
喜びや温もりが大事です。
Q:静かな歌を大声で歌ったり、曲のイメージとかけ離れた歌い方を子どもがする
時はどうしたらいいですか?
A:子どもが楽しんで歌っているときは、無理にとめなくてもいいと思いますよ。
でも寝る前などの静かな時に、静かに歌って聴かせてあげるといいです。
音楽には強弱があることも伝えたいですね。
Q:上の子どもがテレビの影響で戦隊ものの歌しか聞いていないので、下の子ども
も、童謡や静かな曲にあまり興味を持ってくれません。静かな曲も聴かせて
あげたいのですがどうしたらいいですか?
A:好きなものは好きで、子どもの興味を大事にしてあげてください。どこかで機会
をみつけて「こんな歌もあるよ」と聴かせてあげるといいですね。どうしても
静かな曲が聴かせたいなら、ウルトラマンもバラード調で歌ってみるのもいい
ですね。
お忙しい中、たくさんの保護者の皆様や、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんもご参加くださいまして、ほんとうにありがとうございました。
午後からも、職員向けに楽しい話をたくさんしてくださいました!これからも、子どもたちと、もっともっと音楽を楽しんでいきたいと思いました♪♪♪