2008年2月  トピックス

2月 2日、楽しかったね☆おゆうぎかい
 

 開園30周年記念のおゆうぎかいを開催しました。子どもたちの晴れ姿を見ようと今日もお父さん・お母さんのほか、遠方からおじいちゃん・おばあちゃんも来てくださり狭いホールは超満員。立ち見の方もおられ、熱気ムンムン。子どもたちの発表を盛り上げてくださいました。去年の10月に産まれた4ヵ月にも満たない小さな赤ちゃんも舞台デビュー。また7回目のおゆうぎかいのステージに立つお友だちの姿も。やっぱり保育園は年齢層が広いと改めて感じました。
 さて、舞台の幕が開くと練習どおりにいかないのが子どもたちの発表。踊るよりもセリフを言うよりもお母さん探しに必死のお友だち、見つけてにっこり手を振るお友だち、緊張して固まってしまうお友だち、大勢のお客さんの前でハイ・テンションのお友だち、セリフを忘れた人に耳打ちして教えてあげるお友だち、人のセリフまで言ってしまうお友だち等など、どれもこれも微笑ましくて皆さんからたくさんの笑顔と拍手をいただきました。
 そんな姿をご覧になられたご家族の方は、笑ったり感動したり泣いたりと様々な表情を見せておられました。一年前のおゆうぎ会よりも随分成長された子どもたちの姿をご覧になられたことと思います。今年度入園されたご家族の方も初めて見られるおゆうぎかいでの子どもたちの姿に驚かれたことと思います。また、進級したらこんなこともできるようになるんだなぁと感じたり、早くも来年のわが子の姿を想像なされたことと思います。


 今日は子どもたちも、たくさん笑ってもらって、たくさん拍手をもらって、泣いている家族の姿を見て、きっと満足していることでしょう。

ク ラ ス 演 目 タ イ ト ル
たんぽぽ組
(0・1歳児)
おゆうぎ  おはながわらった
 サンサン体操
ちゅうりっぷ組
(2歳児)
おゆうぎ  おしりかじり虫
 チュンチュンワールド
 どうぞのいす
さ く ら 組
(3歳児)
おゆうぎ  てんとうむしのサンバ
 ハイ・ホー
 オー シャンゼリゼ
 ももたろう
ゆ り 組
(4歳児)
おゆうぎ  ヤングマン (YMCA)
 ねらいうち
 さるかに合戦
う め 組
(5歳児)
おゆうぎ  一剣
 いなかっぺ大将
 うめの花さいた
 お初天神
職   員    1977年 ヒットメドレー
  ピンクレディー&キャンディーズ
たんぽぽ組のおゆうぎ ちゅうりっぷ組の劇
ちゅうりっぷ組の劇 ちゅうりっぷ組のおゆうぎ
さくら組のおゆうぎ
さくら組の劇 満員御礼
ゆり組のおゆうぎ ゆり組の劇
ゆり組の劇 先生たちからのお楽しみ
うめ組のおゆうぎ
うめ組の劇 うめ組 おわりのことば

たんぽぽ組 ・・・ 泣き出したらどうしようという先生の心配をよそに、子どもたちも泣かずに踊ってくれました。幕が開くと「かわいい〜」とどよめきが。かわいい衣裳や姿に驚かれたようです。四ヶ月のお友だちも先生のお膝の上でニコニコの表情でデビューを飾りました。先生もジャムおじさんやばいきんまんの衣裳を着て盛り上げてくれました。


ちゅうりっぷ組 ・・・ NHKみんなのうたより2曲。元気よくのりのりで踊っていました。劇「どうぞのいす」は香山美子作のお話です。ちびっこたちがうさぎ・ロバ・くま・きつね・りすに扮して演じてくれました。舞台の上で大勢の前でセリフを言えるなんてすばらしい!!テンションの高いお友だち・緊張するお友だちとかいろんな姿がみられるのがこの年齢。みんなを楽しませてくれました。


さくら組 ・・・ 「てんとう虫のサンバ」(1973年)はチェリッシュのヒット曲。今でも結婚式で歌われている曲を男の子・女の子のペアで可愛く踊りました。カップル誕生の予感が?! 「ハイ・ホー」は白雪姫の曲。七人ならぬ六人の小人たちが元気よく踊りました。フランス人形のような可愛い衣裳を身にまとい、舞台をパリのシャンゼリゼ通りにして踊っていたのは女の子。気分はお嬢様。ふだんはなかなか言うことを聞かない女の子もこの衣裳を着ると別人です。劇は昔話の「ももたろう」。桃を切っても中に桃太郎がいなくてナレーター役の先生もびっくり。何が起きるかわからないのがちびっ子たちの劇。ハラハラ・ドキドキ、冷や汗をかかしてくれました。かわいい子どもたちの中に混じって巨体をいかして鬼の親分を演じた先生も笑いを誘いました。


ゆり組 ・・・ 男の子が西城秀樹の「Young Man(Y.M.C.A)」(1979年)を舞台狭しとかっこよく踊りまくり、女の子がスリットの入ったスカートをはいて山本リンダの「狙いうち」(1973年)を「♪ウララ ウララ...♪」と妖艶に踊りました。当時の振り付けを懐かしく思い出された方も多かったと思います。どちらもテンポの速い曲ですが忙しそうに頑張って踊っていました。劇の「さるかに合戦」はみなさんご存知の昔話。堂々と元気な声でテンポよく発表する姿にこの一年の成長を感じました。途中予定外のセリフも出てきて回りのお友だちもびっくり。でも落ち着いて間違いを教えてあげるやさしいゆり組さんでした。


うめ組 ・・・ 氷川きよしの曲「一剣」は袴姿に扇子をもって男の子が凛々しく踊りました。元気者のうめ組さんもこの踊りの時はキリリとした表情で決めてくれます。途中の決めポーズでは二度も拍手が起こりました。「いなかっぺ大将」は昨年8月の「鷹峯ふれあいまつり」でうめ組の園児が和太鼓の演奏をした曲。途中から赤色のふんどしも登場し、「大ちゃん数え唄」に合わせて男の子が楽しく愉快に踊っていました。「うめの花さいた」は女の子が浴衣姿に和傘をもって艶やかに女性らしく踊ってくれました。うめ組の浴衣姿はみんなの憧れの的。うめ組になったら浴衣で踊るというのがみんなの目標です。劇「お初天神」は古典落語「初天神」のお話を演じました。東京言葉でテンポよくセリフを言ってくれ会場を笑いの渦に引き込みました。最後は先週の土曜日に北文化会館で歌った「Believe」の歌に合わせての「おわりのことば」でおゆうぎかいを締めくくってくれました。これは多くの方の感動を呼び涙を誘いました。


職員 ・・・ 鷹ヶ峯保育園が開園した昭和52年(1977年)は、キャンディーズが「普通の女の子に戻りたい」と引退宣言し、ピンクレディーが次々とヒット曲を出した年。今日舞台で踊った職員はもちろんそんなことを知りません。でも「UFO」「サウスポー」「ペッパー警部」(以上ピンクレディー)、「暑中お見舞い申し上げます」「年下の男の子」「春一番」(以上キャンディーズ) の歌に合わせて6曲メドレーで踊りました。