いい匂い〜 ちょっと味見☆
9月21日、コメ米日記2010 P  〜稲刈り〜
 

 4月20日の種もみの選別から始まったお米作り。田んぼや園庭のタライでは、黄金色に色づいた稲穂が重みで頭を垂れ、皆に刈り取られることを待っていました。
 今日は待ちに待った稲刈りの日。 まずは、稲刈りに向けてのセレモニー♪みんながホールに集まり、鷹ヶ峯オリジナル(職員作曲です)のお米のお歌をうたっていると、何やらトントンと戸をたたく音がしました。戸を開けてみると、以前もお米のイベントで登場したおじいさんが、おばあさんの待つ家に帰ってきました。「お腹が減ったのぉ〜」と言いながらお食事がはじまりました♪お食事はとっても豪華!クロワッサンに食パン・ロールパン!しかし、おじいさんはなんだか不満そう、「ばあさんやコメが食べたいのぉ〜」と言いました。
 すると、また戸をたたく音が聞こえました。「はぁい!」と開けてみると、これまた以前もお米のイベントで登場した“ねずみさんたち”「おじいさん、おばあさん今、お米を見に行ったらとっても大きくなっていたんでちゅ。育ててくれたのでちゅか?」しかし、おじいさんたちは「いや、わしらは育てとらんよ。ここにいるみんなが育ててくれたんじゃ」と言うと、子どもたちは「うん、そうだよ!」と得意気でした☆
 次に、おじいさん・おばあさんが稲を刈る時の注意を教えてくれました。

     1、かまは振り回さない
     2、かまをお友だちに向けない
     3、稲の下の方を持ち、ゆっくり刈る
     4、先生と一緒に使う

 ねずみさんもこの注意を聞いてやってみますが、うまくいきません・・・。みんなに「違うよう!振りまわさないんだよ!」と教えてもらいながらなんとか刈ることができました♪さぁ、みんなは上手に刈ることができるのでしょうか?

 いよいよ、うめ組の稲刈りがスタートです。朝は、少し雨が降っていたので心配していましたが、みんなが田んぼに着くころには澄み切った青空が顔を見せました☆子どもたちは自分が植えた稲を探し、気合いは充分!!先生に手を添えてもらい力いっぱい刈り始めました♪「ん?あれ?」と力の入れ加減が難しく初めは苦戦しているお友だちもいました。しかし、2株・3株と刈っていくうちに先生のお手伝いなしに自分たちで刈ることができていました☆「見て!おっきいな!」と誇らしげなみんな♪刈った稲はすぐに紐で束ねて、力持ちのうめ組さんが保育園まで運んでくれました。
 持って帰ってきた稲は、乾きやすいように広げて木の棒に干しています。この後もまだまだ、,脱穀・もみすり・精米と、おいしいご飯になるまで、お仕事が残っています。おいしいお米になるよう、心を込めて仕上げていきたいと思っています。

 ゆり(年中)組・さくら(年少)組・ちゅうりっぷ(2歳児)組のお友だちもタライの稲刈りをしました☆はさみを持って「よいしょ!なかなか切れへんな・・・。」と言いながらも力を込めて立派なお米を刈っていました。たんぽぽ(0・1歳児)組のお友だちは先生が刈るのをじーっと見ていました♪
ページのトップへ
セレモニーの様子♪ こんなに立派に…☆
 たんぽぽ ちゅうりっぷ  さくら 
ゆり ゆり  うめ
 うめ  竿にかけました  刈った後の田んぼ 
9月21日、手作り味噌で、お味噌汁作り! 


 うめ(年長)組のお友だちが、ゆり(年中)組の時に作ったお味噌。先日は、そのお味噌をきゅうりにつけて、もろきゅうとしていただいたのですが、今日はお味噌汁を作りました。もろきゅうとしていただいた時は、「ちょっと辛いなぁ」と話していたお友だち。みんなの目の前で、出し汁をとったお鍋の中に、お味噌をといで入れていくと、「めっちゃおいしそう!」「いい匂いがしてきた」と話すみんな。出来上がったお味噌汁を、いざいただいてみると、「おいしい〜」と、自分たちの作ったお味噌に絶賛していたうめ組さんでした。
 昔は、たくさんの家庭で取り組まれていた梅干し作りや味噌作り。最近では、ご家庭で作られることが少なくなりました。普段何気なく食べている食材も、こういった体験を通して、さらに興味感心が持てるのではないでしょうか。
 「手前味噌」という言葉をご存知ですか。自分の作った味噌をおいしいと自慢することから、「自慢」の意味で使われます。今日のお味噌汁はおいしかった!

2010年9月
トピックス