２０１１年２月
トピックス

　『♪すてきな友達♪』

　　　　　　　　　　　　　　　　梶賀千鶴子 作詞
　　　　　　　　　　　　　　　　鈴木邦彦 作曲

１．人はみんな　誰でも
　　一人では　生きていけないから
　　いつも　すてきな友達と
　　この手をつなぐのさ
　　悲しいときも　仲間がいれば
　　つらくはない
　　苦しいときも　仲間がいれば
　　つらくはない

２．僕も君も　ときには
　　暗闇に落ちて　とまどうから
　　いつも　すてきな友達と
　　ほほえみかわすのさ
　　愛と仲間　それさえあれば
　　つらくはない
　　愛と仲間　それさえあれば
　　つらくはない

２月５日、笑いと感動の連続　おゆうぎかい♪
　

　春らしい陽気のもと、『第３４回　おゆうぎかい』が開催されました。寒い中でしたが、子どもたちの晴れ姿を見ようとたくさんの方々が来てくださいました。ホールの中は満員！！
　子どもたちも職員も最高の発表ができるか楽しみと不安でちょっぴりそわそわ…。幕が開くと、満員のお客さまを見て緊張してしまうお友だちもいましたが、曲が流れ出すと、ニコニコ笑顔で踊り演じていました。たくさんの拍手をもらい今まで見たのことのない嬉しそうな表情を見せている子どもたちもいました。

　４月当初は、あんなにも小さかった子どもたちでしたが、堂々と発表する姿にお父さま、お母さま、おじいさま、おばあさま方は涙をぬぐっておられました。大人は子どもたちがしっかり発表できるのか心配してしまいますが、子どもたちは大人が思っているよりもしっかりと成長しているんですね。職員も今までこの日のために取り組んできた成果が十分に発揮され、感動でいっぱいでした。

　この行事を通して子どもたちはまた一段と大きく成長し、さらなる自信につながったことでしょう。

たんぽぽ組（０・１歳児）　・・・　０歳児のお友だちは、可愛いバスに乗っての登場！！たくさんのお客さまにびっくりしているお友だちもいましたが気分は運転手さん♪上手にできるようになったお返事「はぁ〜い」お名前を呼ばれるとニッコリ笑顔で手をあげているお友だちもいました。『♪バスにのって♪』(ＮＨＫあそぼうだすき　２００５年)では、「ゴーゴー！」と音楽に合わせて体を動かす可愛い０歳児のみんなでした。１歳児のお友だちは大人気のテレビ番組の中で流れる『♪なんかいっすー♪』（ＮＨＫみぃつけた　２０１０年）を踊りました。入場も舞台袖から自分のマークに並ぶという難しいことにも挑戦！！ダンスでは、可愛いみんなのお尻フリフリに思わず目がハートに…★最後に決めポーズもビシッと決まりました。上手にでき、子どもたちも嬉しそうでした。


ちゅうりっぷ組（２歳児）　・・・　おゆうぎで踊った『♪ごめんください　めんください♪』(２００９年)はＮＨＫ“おかあさんといっしょ”で放送された大人気の曲です。歌詞が言葉遊びになっており、子どもたちも大好きな曲です。体を大きく振り、ノリノリで踊っていました。最後には、お客さまに、おうどんやおそばを「めしあがれ！」と両手で振る舞ってくれる振り付けに歓声があがっていました。劇は冬の季節に心温まる『てぶくろ』（ウクライナ民話）という絵本のお話です。様々な動物が登場し、「てぶくろみーつけた♪」と台詞を言い、,てぶくろの中に入っていきます。台詞を忘れてしまい、お友だち同士で顔見合わせたり、照れ笑いしているお友だちもいましたよ。練習では、とっても楽しそうにしていたみんなでしたが、本番では緊張で固まってしまうお友だちもいました。本番は何が起こるのかわからないですよね。ですが、みんな一生懸命頑張りました！


さくら組（３歳児）　・・・　男の子の『♪ちょんまげマーチ♪』（ＮＨＫおかあさんといっしょ）では、テレビ番組「暴れん坊将軍」のかっこいい音楽が流れ、袴姿の子どもたちが登場。さぁ今からどんなかっこいい踊りが始まるのかな？と誰もが思ったその瞬間！扇子の中から顔を出した子どもたちを見て会場からは笑いが…。カツラとほっぺに描かれたグルグルがとっても可愛かったですね。ちょっぴり照れくさそうにしながらも、かっこよく踊る子どもたちでした★『♪あくび娘の歌♪』（はくしょん大魔王　１９６９年）ではアラビアンな衣装で登場した女の子。踊りもアラビアンを意識した動きで、とっても可愛かったですね。『♪ミッキーマウスマーチ♪』ではミニ―ちゃんになりきり元気いっぱい踊る女の子たち。２人で向かい合っての息のあったダンスやラインダンスを披露してくれました。劇の『アリとキリギリス』（イソップ寓話）では、ちゅうりっぷ組の時とは違い、一人で一つずつ台詞を言いました。堂々と、しっかり大きな声で言っていましたね！台詞、歌とが合わさり３歳児さんらしい楽しい劇でした。


ゆり組（４歳児）　・・・　男の子は『♪パラダイス銀河♪』（光ＧＥＮＪＩ　１９８８年）を踊りました。光ＧＥＮＪＩのようにアイドルになりきって踊っていました☆隊形移動もばっちり決まり、指先を伸ばす、みんなと揃えるという細かいところまで練習してきた成果を出し切ることができました。『♪ＣＡＴ’Ｓ　ＥＹＥ♪』（アニメの主題歌　１９８３年）では、おへそを出したセクシーな衣装と可愛い猫の耳をつけて登場。ニコニコの笑顔で可愛く踊りました。また、普段は元気いっぱいの女の子たちがセクシーに踊る姿も見所でした☆『♪美女と野獣♪』（ディズ二―映画　１９９１年）では、お姫様と王子様のペアで踊りました。ゆったりとした綺麗な音楽に合わせて華麗に踊る子どどもたち☆まるで舞踏会を見ているようでした。バラを投げるパフォーマンスも見所のひとつでした☆劇の『白雪姫』（グリム童話）では、自分の台詞を大切にし練習しました。さくら組の時に比べ数が多くなった台詞をしっかりと覚え、身ぶり手ぶりをつけながら感情を込めて言うことができました。緊張や恥ずかしさで少し早口になる場面もありましたが、ゆっくりと気持ちをこめていうことを意識して素晴らしい劇が発表できました。たくさんの拍手をいただき、また、面白い場面では笑っていただきとても嬉しそうな子どもたちでした☆


うめ組（５歳児）　・・・　男の子は、昨年話題になった『♪龍馬伝♪』（ＮＨＫ大河ドラマ）と今年１年テーマにしてきたドラゴンボールの曲『♪Ｙｅａｈ！Ｂｒｅａｋ！Ｃａｒｅ！Ｂｒｅａｋ！♪』（少年ジャンプ掲載　１９８４年〜１９９５年）の２曲でおゆうぎをしました。「龍馬伝」のオープニングは龍を持って登場。袴姿の勇ましい子どもたちの姿は、表情まで龍馬になりきって踊っていました。また、刀を持って殺陣さばきにも挑戦☆息の合った踊りがとても素敵でした。『♪Ｙｅａｈ！Ｂｒｅａｋ！Ｃａｒｅ！Ｂｒｅａｋ！♪』では、悟空の衣装を着た子どもたちが、とてもかっこ良く踊りました。キリッとして表情は真剣！側転や組体操を取り入れたパワフルな踊りがとても素敵でした。女の子は平原綾香さんが歌い有名になった『♪Ｊｕｐｉｔｅｒ♪』（ホルスト作曲　惑星より）を洋楽バージョンで踊りました。和傘と扇子を使い、指先までを意識をしながら、しっとりと踊りました。洋楽と和の衣装や踊りのコラボレーションを見事に演じました。劇は、『人間になりたがった猫』を演じました。担任が劇団四季の演じる劇を見て感動し、ぜひ取り組んでみたいと４月から温めてきた作品です。先生以上に、この劇が大好きになった子どもたち。歌や踊りを組み合わせたミュージカル仕立ての劇に、とても楽しんで取り組んでいました。『大きな声で、ゆっくりと、気持ちを込めて』を合い言葉に、一人ひとりが自分の役をしっかりと演じ、笑いあり、涙ありのすばらしい劇の発表になりました。最後は、たくさんの方々に感謝の気持ちを込めて『♪すてきな友達♪』の曲に合わせて、「おわりのことば」でおゆうぎかいを締めくくりました。保育園生活最後の舞台発表に、大きくなった子どもたちの姿を見て、多くの方が感動し、涙をぬぐっておられました。