9月9日、子育て支援行事
        『絵本アドバイザーによる
            絵本の読み聞かせ&お話』


 子どもの豊かな想像力、情緒の発達に大きな影響を与えると言われている絵本。小さな頃に読んでいた絵本は印象深く、大人になってからも記憶の中に残っているものもあるのではないでしょうか。今日は、名作絵本を数多く出版されているフレーベル館(創刊84年を迎える保育絵本「キンダーブック」をはじめ「アンパンマン」等の絵本、保育用品などを扱っておられる会社です。から保育絵本アドバイザーの清水敦子先生が来られ、子どもたちに絵本の読み聞かせをしていただきました。昨年にも来ていただき、2度目となるこの講演。(詳しくは、12月7日のホームページをご覧ください。)今回は、どのような絵本が登場するのでしょうか?!子どもたちも楽しみにしていました☆
 まずは、たんぽぽ組(0,1歳児)のお部屋で、3冊絵本を読んでいただきました。初めは、ちょっぴり緊張気味だった子どもたちも、あっという間に絵本の世界に引き込まれ、『ころころ とんとん』という絵本では、先生の語りかけと一緒に「コロコロ…」と転がる真似っこをしたり、とても集中して見ている姿が印象的でした。
 続いては、ちゅうりっぷ組(2歳児)と、未入園のお友だちが待っている友遊館へ。ここでも3冊の絵本を読まれ、『しっぽしっぽしっぽっぽ』という仕掛け絵本では、長いねずみのしっぽが色々な所で大活躍する様子を身を乗り出して見ていました。また「あ、あそこにいる!」など子どもたちの声に対して「本当ね。」と優しく対応されました。
 その後、保護者に向けてのお話の中で、絵本を読むなかで、子どもたちから発信される声かけにどう対応したらいいのか、説明してくださいました。また、寝る前に一冊読んであげる時は、落ち着いた内容で、穏やかな色彩やタッチの絵本を選ぶと、眠りにつきやすいなどの豆知識を教えていただき、保護者の方も興味深く聞かれていました。
 その後は、さくら(年少)組、ゆり(年中)組、うめ(年長)組へ…。さくら組では、『おつきさまってどんなあじ?』を始め2冊読んでいただき、動物たちが月を食べようとする場面では思わず一緒になって、食べる仕草をしていたみんなでした。ゆり組では、『もっともっとおおきなおなべ』というストーリー絵本を読んでいただきました。おいしそうなシチューの絵に、「おなか空いてきた〜」とおなかを押さえているお友だちも…。最後にうめ組では、たんぽぽ組でも読まれた『ピンポーン』や、しぜんシリーズ(定期購読のキンダーブックという種類の本で、保育園にもあります☆)の『くだものずかん』の2冊でした。『ピンポーン』は、2つのクラスで読まれましたが、同じ絵本でも読み聞かせの年齢が違うだけで、反応が異なりおもしろかったです!
 どのクラスのお友だちも、清水先生の読み聞かせの虜になり、食い入るように見ていました☆改めて、絵本が子どもたちに与える影響の大きさを感じることができ、子どもたち自身も今まで以上に絵本が大好きになったことでしょう。ぜひ、お家でも子どもたちに読み聞かせてあげてください。絵本を通じてやり取りを楽しむことで、コミュニケーションが生まれスキンシップがはかれますよ!!
指人形も登場☆ 動物さんになりきり
読んでくださいました♪
未入園児のお友だちも
楽しんでいました☆
 真剣に聞いています!!  

2011年9月
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