9月29日、コメ米日記2011 O 〜タライの稲刈り〜


 芝生広場横の田んぼは16日に稲刈りを終えましたが、園庭のタライでも育てていた稲を、今日さくら(年少)組とゆり(年中)組のお友だちが刈りとりました。
 うめ(年長)組のお友だちはカマを使って稲を刈りましたが、さくら組、ゆり組のお友だちは、ハサミを使っての稲刈り。小さな手でしっかりと稲穂を握り、慎重にハサミを使っていきます。その眼差しは、真剣そのもの!「よいしょ、よいしょ・・・」と、力を入れながらも、丁寧に稲を切っていきました。切り終えた後はニコニコな笑顔で、「お米できてるなぁ!」と、うれしそうに見ていました☆
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9月29日、コメ米日記2011 P 〜脱穀・唐箕〜


 4月20日から始まったお米作り。9月16日に稲刈りをし、ホールでしばらく干していました。そして、今日はさくら(年少)組、ゆり(年中)組、うめ(年長)組のお友だちが『足踏み脱穀機』と『唐箕(とうみ)』を使って“脱穀”と“選別”を行いました。
 ホールに集まると、なんと山賊からの手紙がありました。その手紙には「プレゼントしたお宝の稲が実り、とてもいいにおいがしている。次は、脱穀と唐箕という作業だ。おいしいご飯になるためにはあとひといき。頼んだぞ!」と書かれていました。先生と一緒に脱穀機と唐箕の名前、仕組みをクイズで知り、子どもたちが興味を持ったところでいよいよスタートです!
 まずは先生のお手本を見ながら、ゆり組・うめ組のお友だちが『足踏み脱穀機』に挑戦!!ドラムが勢いよく回り、ガラガラと大きな音が鳴るとびっくりして思わず耳をふさぐお友だちでしたが、先生としっかりタイミングを合わせて足を動かし、米粒が稲穂から取れると「わぁ〜!」と感動していました。
 次は唐箕での選別です。ハンドルを回すと機械の中でお米と、もみ殻やゴミに分かれて足元から出てきます。その様子を見て「すご〜い!」と不思議そうにしていた子どもたちでした。
 さくら組のお友だちは稲穂を持って、人さし指と親指ではさみ、スライドさせて米粒を稲穂から外しました。たくさん取れた米粒を手のひらに乗せ、まじまじと見ている子どもたち。自分たちの育てたお米をとても大事そうに持って見せてくれました。
 さぁ!おいしいお米を食べられるまでもう少し。「早く食べたいなぁ☆」と楽しみにしているみんなでした♪




☆足踏み脱穀機…針金のついたドラムを回転させながら。足でペダルを踏むと、勢い 
            よくドラムが回転し、そこに稲穂を当てると、針金に当た って稲穂
            からお米だけが勢いよくはじき飛ばされ、お米が取れる道具です。
            稲穂を持って脱穀機にかけると「ガラガラガラ…」とすごい音がしま
            す。

☆唐箕…脱穀したお米には、たくさんの藁(わら)やゴミ、お米の入っていない空もみ等
      が混じっています。それを“選別”するための道具です。唐箕に付いているハ
      ンドルをグルグルと回すことによって起きる風で、軽いゴミや空もみを吹き飛ば
      してくれます。
      ルリタテハの幼虫がやってきた

 ルリタテハは黒褐色の羽の表面に瑠璃色のラインが入るきれいな蝶です。(,羽の裏面は枯葉か樹皮のように見え、表面とは対象的です。)
 幼虫は一見グロテスクですが、よく見ると雪の結晶のようなトゲを持ち、きれいにも見えます。
 保育園の畑で育てているホトトギス(山野草)の葉の裏で見つけました。ホトトギスはもうすぐうす紫色の花を咲かせ、和の趣のある秋らしい花です。

 突然の訪問客に「こわ〜い」と恐る恐る覗きこむみんな。園庭の桜や新園庭の椿、畑のホトトギスなどにいろいろな種類の毛虫が発生しています。

2011年9月
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