２月４日、笑顔と感動が溢れたおゆうぎかい☆
　

　立春にふさわしい日差しの下、『第３５回　おゆうぎかい』が開催されました。子どもたちの晴れ姿を見ようとたくさんの方がお越しくださり、ホールは超満員でした。
　子どもたちがたくさんのお客様を前に緊張して、練習の成果を出しきれるか心配でした。しかし、そんな心配をよそに幕が開くと、たくさん練習して自身満々のみんなはお父さま、お母さまの姿を探し、手を振ったり、笑顔でノリノリで踊っていたり、練習の時より大きな声でセリフを言ったりと、堂々と発表する姿を見せてくれました。中には、たくさんのお客様を前に緊張して泣き出してしまうお友だちもいましたが、頑張っている姿に会場の皆さまから温かい拍手が沸き起こりました。
　今日のこの行事を通して、一回りも二回りも自信をつけた子どもたち。きっと大きく成長してくれたことと思います。

　それでは、各クラスの様子詳しく紹介していきたいと思います。

たんぽぽ組（０，１歳児）…今回は０歳児と１歳児のお友だちが一緒に舞台に上がりました。体を動かすことが大好きなみんな、『♪ちょうちょ♪』では、可愛い衣装に身を包み、ちょうちょになりきって踊っていました。『♪ぶんぶんぶん♪』では、くまのプーさん（ディズニー キャラクター）とピグレット（プーさんの友だち）に変身して、元気いっぱい踊っていました。最後に「ばぁ！」とポーズをとるところでは、子どもたちの可愛い笑顔に、会場のみなさんも思わずニッコリ笑顔になっていました。


ちゅうりっぷ組（２歳児）…おゆうぎ『♪おどる☆ポンポコリン♪』（テレビアニメ“ちびまる子ちゃん”のＢ．Ｂ．クイーンズが歌う主題歌）を踊りました。誰もが必ず耳にしたことがある馴染みのある曲。ちゅうりっぷ組のお友だちも大好きで、この曲をお部屋で流すと大喜び！お客さまの前でもノリノリで踊ったり、手を振る姿やサビの部分の「ん〜チュッ！」の可愛い振り付けに、会場の皆さまはメロメロになっていました。劇は、『おおきなかぶ（ロシアの民話）』を演じました。皆さまがよくご存知のこのお話は、おじいさん、おばあさん、娘、犬、猫、ネズミが登場しますが、今回はちゅうりっぷ特別バージョン☆かわいらしいキャラクターが登場していましたよ！！みんなで息を合わせようと顔を見合わせたり、時には緊張して固まってしまうお友だちいましたが、一生懸命頑張っている姿がとても素敵でした。今回、インフルエンザの流行により、いつもより少ない人数での舞台発表となりましたが、ちゅうりっぷ組らしい素敵な発表になりました。


さくら組（３歳児）…男の子のおゆうぎ『怪物くん』では、「♪Ｍｏｎｓｔｅｒ♪」（実写版 怪物くんの、嵐が歌う主題歌）に合わせてかっこよく踊っていましたが、パッと振り向くと怪物くんの帽子をかぶり、怪物くんの衣装を着た子どもたちが「♪ユカイ・ツーカイ・怪物くん♪」（１９６８年から１９６９年にかけて放送されたテレビアニメの主題歌に合わせて、大きな声を出しながら楽しく踊りだしました。その姿がとても可愛らしかったですね☆
　女の子『魔法使いメドレー』（テレビアニメ“魔法使いサリー”と“ひみつのアッコちゃん”の主題歌）のメドレーで、２つの曲に合わせて、スティックを持って踊ったり、難しいラインダンスを見せたりする姿に、会場の皆さまも魔法にかけられたのではないでしょうか？みなさまから「可愛い〜♪」という声が出て、子どもたちも笑顔で踊っていました。
　『♪ラムのラブソング♪』（１９８１年のテレビアニメ“うる星やつら”の主題歌）では、とってキュートなラムちゃんたちの登場に大きな歓声が上がっていました。少し照れながらもラムちゃんになりきって笑顔で踊っていましたね★
　劇は『十二支のお話』を演じました。さくら組では「台詞を一人で言う」ことを目標に頑張ってきました。緊張して途中、泣きだしてしまう子どもたちもいましたが、お友だちと一緒に最後まで頑張る姿やしっかりと台詞を言う姿に感動した方も多いのではないでしょうか？ちゅうりっぷ組の時から一年たって大きく成長した姿を見せてくれました☆


ゆり組（４歳児）…男の子『♪Ｃｈｏｏ　Ｃｈｏｏ　ＴＲＡＩＮ♪』（ＥＸＩＬＥ　２００３年）でEXILEと言えばこのダンス！！クルクル回りながら、少し照れた笑顔を出す子どもたち。本物かと思うぐらいのかっこいいダンスの中に、おもしろさも取り入れており、会場には笑いが…☆女の子『♪バレンタイン・キッス♪』（国生さゆり　１９８６年）では、大きなハートをつけたエプロンを着たとってもラブリーな姿で登場しました★可愛いキッスに会場の皆さまもメロメロになったのでないでしょうか？振り付けの投げキッスにもお客様の照れ笑いが聞こえました☆『♪Mｉｓｔｅｒ♪』（ＫＡＲＡ　２０１０年）では、へそ出しのかっこいい衣装で登場！皆さまもよくご存知の腰を振る踊り（ヒップダンス）では、子どもらしい可愛らしさとちょっぴりセクシーな姿に「わぁ〜☆」と、客席からどよめきの声もあがるほどでした。皆さまも思わず体が揺れ動いたのではないでしょうか？劇『むかし話　〜ゆり組バージョン〜』では、「かぐや姫」や「浦島太郎」、「桃太郎」と様々な昔話を取り入れたゆり組オリジナルストーリー♪さくら組の時に比べて台詞がたくさん増えましたが、しっかりと覚え、漫才染みた部分もおもしろく、かわいい子どもたちでした。ちょっぴり照れてしまうお友だちもいましたが、一つひとつの台詞を丁寧に言いながら練習し、それが自信へとつながった素敵な発表をすることができました。



うめ組（５歳児）…今年１年のうめ組のテーマである“海賊”をイメージしたおゆうぎからスタート！！『♪パイレーツ　オブ　カリビアン♪』（映画“パイレーツオブカリビアン”のテーマ曲）の曲に合わせ、海賊の衣装を身にまとった男の子が、フラッグを使って、力いっぱい踊りました。みんなの息がぴったりと合ったフラッグさばきには、会場からも「お〜っ！」と歓声があがっていました。２曲目は、マイケル・ジャクソンと言えばこの曲『♪Ｔｈｒｉｌｅｒ♪』（１９８３年）。ハットを使っての軽快な動きと、マイケル・ジャクソンを思わせるような振り付けの数々に、笑いと拍手が沸き起こっていました。女の子の『♪Ｏｐｅｎ　Ａｒｍｓ♪』（映画“海猿”主題歌）では、傘や扇子を使い、指先や顔の表情にもこだわりを持って練習してきました。最初は使い慣れない道具に、苦労していたお友だちもいましたが、女性らしい、おしとやかな踊りを、うっとりと酔いしれながらご覧になられていました。
　劇では、劇団四季のミュージカル『魔法をすてたマジョリン』を演じました。「感情をこめ、ゆっくり、そして大きな声で台詞を言うこと」を目標に劇作りに取り組んできたうめ組のみんな。覚える台詞は長く、数も多いため、なかなか覚えられずに苦労していたこともありましたが、練習を積み重ねるごとに、自信を持って言えるようになり、本番では、たくさんのお客様の前でも、堂々と発表することができました。歌あり、踊りありのミュージカルに、会場から大きな拍手が沸き起こり、とても誇らしげなみんな。「おわりのことば」では、成長した我が子の姿を見て、涙を流される保護者の方も、たくさんいらっしゃいました。保育園生活最後の舞台発表に、多くの方が感動されるすばらしい発表となったのではないでしょうか。



　
　先週からインフルエンザでお休みする園児たちが増え、全員揃っての練習もままならない日が続き、先生も本番の出来を心配をしていました。今日もたんぽぽ組３人、さくら組５人、ちゅうりっぷ組は２２人のうち８人の子どもたちが、欠席する状態でした。昨日まで休んでいて今日から登園してきたお友だちもいました。練習不足を心配している職員をよそに、休んだお友だちの分まで頑張る子どもたちの健気な姿を見ると感動しました。子どもたちの持っている能力の高さに改めて職員が気付き、この仕事のすばらしさややりがいを感じました。
　子どもたちも、練習を通して「楽しさ」「喜び」を感じ、「自信」を持つことが出来たのではないでしょうか。その自信が子どもたちの心の大きな財産になったことと思います。

　『♪心から心へ♪』

きみの手と　ぼくの手を
かたくにぎり　わけあおう
ぼくたちの心のぬくもりを
ほら　ごらん　風も雲も
きみをみてる
ほら　ごらん　ひとりじゃない
みんな　ほほえんでいる

きみの手とぼくの手を
かたくにぎり　わけあおう
ぼくたちの心のぬくもりを

　　　　　『♪ありがとう♪』

　　　　　　誰かのやさしい心で
　　　　　　幸せになれたとき
　　　　　　心をこめて言おうよ
　　　　　　ありがとう
　　　　　　あふれる涙が喜びに
　　　　　　輝くそのときは
　　　　　　そっとささやいてみよう
　　　　　　ありがとう

　　　　　　大切な愛の言葉
　　　　　　いつまでも変わることなく

　　　　　　ときには言葉にならない
　　　　　　ありがとう
　　　　　　心の中で忘れずに言おう
　　　　　　ありがとう

２０１２年２月
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