• 園日記

ひまわりの絆プロジェクト~命の大切さ、交通事故防止を全国に~

 光悦自動車教習所の方が来てくださり、ゆり(年中)組のお友だちが、ひまわりの苗をいただきました。

 初めに、手作りの紙芝居を使って、ひまわりに込められている次のような大切なお話を子どもたちに伝えました。

 平成23年11月、木津川市で4歳の男の子が交通事故により、短い生涯を終えました。生前、その男の子は幼稚園で育てていたひまわりの種をお母さんに渡していたそうです。翌年5月、お誕生日の日にその種をまくと、大きく美しい花が咲きました。そして、お母さんはその種を担当の警察官に託し、翌年、その警察官がご自宅で育てたところ、また見事に花が咲いたそうです。さらに次の年、異動先の亀岡警察署でそのひまわりを育てたことをきっかけに、今では京都府内すべての警察署に広がり、全国の警察や学校にも活動の輪が広がっているとのことです。

 今日は、この大切な思いがつまった苗を、「子どもたちが交通事故にあわず、命の大切さを知ってほしい」という願いとともに、教習所の方が園に届けてくださりました。子どもたちは「お水いっぱいあげるね!」「大きくなってね!」と声をかけながら畑に苗を植え替えていました。
 これからも安全に気をつけて、元気に毎日を過ごしてほしいと思います。ひまわりが鮮やかに咲く日を心待ちにしながら、大切に育てていきます。