• 園日記

もしも~し、聞こえますか?

 うめ(年長)組のお友だちが、糸電話を作って遊びました。
「もしも〜し、聞こえますか?」「は~い!ぼくは〇〇です!」と、お友だちとおしゃべりを楽しむみんな☆自分たちで作った糸電話から声が聞こえると、「わぁ、ほんとに聞こえた!」とびっくりしていました!
 今回は、たこ糸だけでなく、麻ひもや針金、太いひも、細い糸など、いろいろな素材を使って、どんなふうに音が聞こえるのか比べてみました。「たこ糸と似てる音がする!」「針金はロボットみたいな音がする!」と、耳をすませながら違いを楽しんでいた子どもたち。
 先生が「どうして音が聞こえるのかな?」と問いかけると、「コップとコップの間に糸があるから!」「糸の中に小さい穴があって、そこを音が通るんじゃない?」と、みんなの素敵な考えもたくさん出てきました♪
 さらに、「長い糸でも聞こえるのかな?」ということで6メートルの糸や、クラス全員で糸をつないでみる実験にも挑戦!「こんなのムリだよ〜」と言っていたお友だちも、「あ!聞こえた!」「『カブトムシ』って言ったでしょ!」と大喜びで大盛り上がりでした☆
 今回、この糸電話を作って遊ぶ中で、子どもたちは音のしくみや伝わり方を感じ、「どうして聞こえるのかな?」と不思議に思ったことを、自分なりに考えたり、お友だちと話し合ったりしながら、実際に試して確かめてみました。

 また、クラスのみんなで協力して取り組むことで、楽しさや達成感も味わいました。

※糸電話は、声のふるえ(振動)が紙コップの底から糸に伝わり、もう一つの紙コップに届くことで音が聞こえる仕組みになっています。