2月4日の日記

笑顔あり、涙あり、感動あり!Kids’ Winter Stage☆

 『第46回 Kids’ Winter Stage』が開催されました。新型コロナウイルスやインフルエンザの影響で、発表会を行うことができるのか、不安な思いを抱かれた方も多かったと思います。しかし、子どもたちは「早くお家の人に見てもらいたい!」と期待に胸を膨らませ、職員も「今年度最後の行事をみんなで成功させよう!」と、練習に励んできました。2クラスごとの総入れ替えや間隔を開けての座席着席など、感染症対策を行なったなかで開催することになりましたが、たくさんの方々が子どもたちの練習の成果を楽しみに待っていてくださいました。お客さんを前に緊張してしまうお友だちもいましたが、曲が流れると笑顔で手を振ったり、楽しそうに踊ったりする姿が印象的でした♪
 今日のステージのために練習を重ねてきた子どもたちは、行事を通して心もからだも大きく成長したことと思います。



 それでは、各クラスの様子を紹介します!!



 ちゅうりっぷ組(2歳児)…『♪山の音楽家♪』では、「キュキュキュッキュッキュ〜」や「ポコポンポンポン」と色々な楽器を演奏する真似をしたり、「いかぁがです〜」と手を前に出す可愛い振り付けを披露したみんな☆『♪くりのきやまのきつね♪』では、途中に出てくる動物の鳴き声を元気よく言ったり、最後の「ニコ〜!」の部分を元気よく決めポーズをしたり、とても楽しんでうたっていました。本番では少し緊張した様子もありましたが、うたいきった後には大満足の素敵な顔が見られました♪

 

 さくら(年少)組…『ケンカのあとは』『ホ!ホ!ホ!』のお歌は、はじめて聞いた時から「ほっぺにチュやって♪かわいいな」「この曲知ってる!」とお話していたみんな。初めは歌詞が難しくて覚えるのに苦戦していましたが、何度も練習するうちに遊びの時間にも自然と口ずさむくらい大好きな曲になりました。本番では、緊張しながらもみんなで考えた踊りとともに一生懸命歌っていました☆

 

 ゆり(年中)組…去年の3月に初めて太鼓に触れてから、コツコツと練習を積み重ねてきた鼓隊。リズムが覚えられなかったり、太鼓の重さに耐えられなかったり、伴奏よりもどんどん速くなってしまったり…と上手くいかないこともありましたが、“がんばる気持ちをもって練習しよう““みんなで心をひとつにして音を合わせよう”を目標に、取り組んできました。当日は、登園したときから「緊張する~!」とお話するお友だちもいましたが、本番では、一生懸命『♪アメリカン・パトロール♪』を演奏してくれました☆客席からの大きな拍手は子どもたちの自信になったと思います。
 『♪ともだちになるために♪』には、″一人寂しいことが誰にでもあるから‘‘、‟誰かを傷つけても幸せにはならない‘‘という歌詞があり、「どんな時に寂しくなるかな?」「優しい歌かな?悲しい歌かな?」と歌詞の意味を考えながら練習してきました。みんなで協力したり、時にはケンカをしていまうときもありましたが、たくさんのことに挑戦してきたこの一年。お友だちと一緒に過ごしてきた温かい日々のことを思い出しながら歌いました☆
 『♪パレード♪』は、「今から街でパレードが始まるんだ!」というワクワクするお歌です。練習を重ねていくうちにリズムに乗って歌ったり、自然と口ずさんだり…。高い音も出せるようになってきたので、きれいな声を響かせられるように練習してきました。本番でも強弱をつけたり、楽しく歌っている姿が印象的で、素敵な歌声を聞かせてくれましたね♪

 

 うめ(年長)組…女の子は、浴衣に身を包み、扇子を使って『♪糸♪』をおしとやかに踊る姿に、いつもは元気いっぱいの女の子も大人っぽく見えたのではないでしょうか。曲に合わせて、ゆったりと、指先や視線の先まで意識して踊る姿も素敵でした☆
 男の子は、『♪まつり♪』という演歌でおゆうぎをしました。「手こうするんやで!」とお友だち同士教え合ったり、「みんなでかっこよく決めようぜ!」と細かいところも合わせようと一生懸命練習していました。男らしくカッコいい振り付けや大きなかけ声も印象的でしたね☆
 4月から取り組んできた大正琴。今日は『♪千の風になって♪』を演奏しました。大正琴は、左手でボタンを押し、右手で弦を弾いて演奏します。指使いが難しく、子どもたちも慣れない動作に最初はなかなか上手く演奏できないこともありましたが、お友だちと励まし合いながら何度も練習を積み重ねるなかで、少しずつ綺麗に演奏できるようになりました。本番では、少し緊張した様子も見られましたが、心を一つにして演奏することができました☆
 最後に『♪花は咲く♪』をうたいました。東日本大震災の復興として作られたこの曲。子どもたちにとって少し難しい曲ではありますが、感情を込めて歌いました。曲中の『おわりのことば』では、たんぽぽ組からの思い出を振り返り、一生懸命伝えようとする子どもたちの表情や言葉が印象的でした。
 感染症の流行により、全員揃うことが難しく、思うように練習できない日が続きました。また、当日も参加できないお友だちもいましたが、そのお友だちの分まで頑張っていましたよ☆

 

 

演目 曲名 クラス
うた 山の音楽家 ちゅうりっぷ
くりのきやまのきつね
うた ケンカのあとは さくら
ホ!ホ!ホ!
うた ともだちになるために ゆり
パレード
鼓隊 アメリカン・パトロール
うた 花は咲く うめ
大正琴 千の風になって
おゆうぎ まつり

 

 

ちゅうりっぷ組 うた
さくら組 うた
ゆり組 うた
ゆり組 鼓隊
うめ組 はじめの言葉・おゆうぎ 
うめ組 大正琴
うめ組 うた