3月11日の日記

鉄道博物館へ行ったよ☆ 

 ゆり(年中)組のお友だちが、京都鉄道博物館へ行ってきました。鉄道博物館には、梅小路機関車館に展示していた車両を含め、53両の蒸気機関車や0系新幹線の第1号車(ギネスにも掲載)や500系など、歴史的な価値をもつ車両がたくさん保存されていました。
 エントランスを入ると、出迎えてくれた車両の迫力に思わず「わあー!!すごいなー!」「むっちゃいっぱいある!!」と歓声があがるほど・・・・。
 まず始めに、プロムナードでは0系の新幹線が展示してあり、実際に運転席に座ることができました。「このボタンって押したらどうなるんかな?」「これに乗ったら東京行くん?」と楽しそうな会話をしながらいよいよ本館へ・・・。目に飛び込んできたのは500系新幹線でした。「500系知ってる!」とお友だちに説明したり、どこを見ても珍しい車両ばかりで、その度に知っている事を嬉しそうに教えてくれていました。また、蒸気機関車の車輪と綱引きをしたり、機関車を下から見学したり、車掌体験で、「次は京都駅ですー!」と、放送する体験をしたり、踏切を渡る練習をしたり…。「こっちも行こう」「あっちもおもしろそう!」と、子どもたちは大興奮でした☆また、80分の1の模型を使っての『ジオラマ』では、「こだまや!!乗ったことある♪」「トワイライトエクスプレスって寝たりご飯食べたりできるやつやろ?」と、身を乗り出してみていました。
 3階のスカイテラスから、「京都タワーみえるー♪」「新幹線通ったの見えたー♪」と、景色を楽しみ、愛情いっぱいのおにぎりをいただいた後、2階の、切符販売機で切符を買って改札口を通り、現代の駅と昔の駅の違いを体験したり、模型が動くのを間近でみました。
 最後に、扇形車庫(蒸気機関車20両が展示)を見学。たくさんの蒸気機関車を見て、車輪の大きさに驚き、背比べをしていました。また、黒い煙をモクモク吐きながら今にも走り出しそうなSL号を見て、「あの黒い石みたいなやつ、石炭やろ?知ってる!」「さくら(組)さんのとき、乗ったことあるで~」とお話しているお友だちもいました。
 見て!触って!体験して!魅力たっぷりの鉄道博物館を満喫したゆり組さんです。

 

 

 

 

シェイクアウト訓練に参加しました☆

 今日で東日本大震災から8年が経ちます。今年も京都市では、シェイクアウト訓練(一斉防災行動訓練)が行われ、園もこの訓練に参加しました。午前9時30分に大地震が発生し、京都市からの訓練用の緊急メールが届いたという設定で、地震から身を守る3つの安全行動(①姿勢を低く②体・頭を守って③揺れがおさまるまでじっとする)をとって避難しました。
 訓練の前に、東日本大震災についてのお話をしたり、地震が起きた時にはどうすれば良いかを絵本などで確認すると、口々に「地震きたらすぐ頭を守らなあかん!」「何人もの人が亡くならはったんだよ」とお話していた子どもたち。訓練では、カバンや上着を被ってダンゴ虫のポーズで頭を守り、机の下に隠れたり、破損したガラス(今回は、ちぎったダンボールをガラスに見立てました)を踏まないよう、周りを見ながら歩くなど、落ち着いて玄関ホールへ避難することができましたよ。子どもたちも、とても真剣な表情で取り組んでいました。 
 地震はいつどこで起こるか分かりません。ご家庭でも、地震が起こった際のお約束など、親子でゆっくりとお話してみてください。
 
※シェイクアウト訓練とは、2008年にアメリカで始まった地震に備える防災訓練で、ホームページなどを通し防災の普及啓発を図り、同時刻一斉に参加者全員が机の下に隠れるなど、身の安全を図る行動を実施し、自宅や会社などで日頃の防災対策を確認するきっかけづくりにする訓練のことです。