9月7日の日記

お野菜って不思議だね☆(味の教室)

 さくら(年少)組、ゆり(年中)組、うめ(年長)組のお友だちが『味の教室 お野菜講習会』に参加しました。
 初めに、にんじんがどうやってできるかの紙芝居を見ました。大きく成長したにんじんを収穫するという内容の紙芝居で「にんじんさん土の中にいる!」「いっぱい出てきた~」と興味津々で見ていたみんな☆次は土がついたままのにんじんの観察(股割れなどの面白い形、縦切り・横切りにしたときの中身の違い、葉や根のつながりや香り)をしました。「なんか色が違う!」「土のにおいがする☆」と不思議に思うことや、疑問に感じたことを口々に話していましたよ。その後、茹でたものと焼いたものの味比べを行い、舌で舐めてみたり、耳を手で押さえて噛んだ音を感じてみたりしました。「なんかあまい♪」「耳を押さえるとガリガリって言う!」「ポテトフライのにおいがする!」といつも何気なく食べているお野菜に興味津々の様子でした☆
 うめ(年長)組のお友だちは、人参の型抜きをしたり、玉ねぎの皮をむいたり、輪になっている玉ねぎを一枚ずつはがしたりしました。玉ねぎの皮を一枚、一枚めくっていくと、だんだん色が変わっていく様子に気づいたお友だち。「先生!玉ねぎ、なんか白くなってきた!」「玉ねぎさんは、お洋服(皮)いっぱい着てるし、寒がりさんや!」とお話したり、虫眼鏡で観察したりしました。なかには、型を抜いた人参や輪になった玉ねぎを眼鏡にして楽しむお友だちの姿も☆玉ねぎは調理用ばさみで食べやすい大きさに切り、型抜きをした人参と玉ねぎを使ってスープを作り、お給食の時間にいただきました。「いつもとちょっと味違う!」「おいしすぎる~!!」と、大絶賛していたみんなです♪

 この体験を通して、自然の恵みである野菜の面白さを自らの五感を使って観察したり、同じものでも調理方法の違いによって味や食感が異なることを体験したりし、野菜料理への関心を高めることができました。好き嫌いなく何でも食べられる子どもたちに育ってくれることを願っています。

 

 

紙芝居
人参の観察
人参の食べ比べ
うめ(年長)組